こんにちは、まっきーです。
幼稚園、小学校での読み聞かせ歴は10年以上です。
夏休みで子供に読み聞かせしたい!または小学校で読み聞かせの機会があるけど、何を読んだらいいのかわからない方へ、いわゆる名作ではないけど子供の反応が良かったおすすめの本を5冊紹介します。高学年へのおすすめの本もありますよ。
1「ウラパンオコサ」・・・(全学年向き)つかみにOKの、知る人ぞ知る鉄板
数遊びの絵本なんですが、なんせみんなで声を合わせて数える楽しい本です。
もともとは、地元の図書館司書さんを小学校に招いて読み聞かせのお話を伺ったときに、紹介された本なんです。
それからどの学年で読み聞かせをしても、やったねっ!てガッツポーズになる反応が良かったおすすめの本です。
数といっても難しいことはない、ストーリーもほとんどない。単純なんだけどとにかく自然にみんなが参加するから楽しい!
下手に笑いをとりにいくよりこれを選べば盛り上がること間違いなしです。
数遊びっていうと幼稚園?低学年?って思われがちですが、そんなことはありません。多分高学年でもいけるかも。
それほど、間違いのない絵本です。
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二進法
1と2だけで数を数える二進法。
数の原理を楽しく教えてくれます。いやいや、でも、そんな難しいことを考えなくても、みんなで一緒に「ウラパン」「ウラパン、オコサ」「ウラパン、ウラパン、オコサ」…と声に出して数えれば、普通に楽しめます。
(bamubamuさん 50代・その他の方 )EHONNABIより引用
2「まさ夢いちじく」・・・(高学年向き)村上春樹訳
たまたま図書館で手に取ったんですが、読んでみて、結構シュールな内容にうなってしまいました。
高学年の読み聞かせに向いているかもしれません。
なぜかというと内容のおちが一瞬低学年だとわからないかもしれないからです。読み聞かせって、これはこういう意味なのよとか説明できないので、え?ってなる可能性がなきにしもあらず。
それだけ、面白いおちなんです!!
今回初めて訳が村上春樹さんと知りました。ちょっと嬉しいです。
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大人には爽快、子どもには「怖っ」
(じもじもさん 30代 ママ 石川県 男の子7歳)
EHONNABIより引用
3「ふしぎなしろねずみ」・・・(全学年向き)韓国の昔話
こちらは韓国の昔話です。
絵が可愛いなと思って手に取ったのですが、読んでみたら、は、これは日本じゃないってわかります。面白い描写があり、中学年くらいまでは笑いがおきることも十分あります。
高学年でも実際クラスで一人は笑ってました。
ほっこりするお話なので、読み聞かせにはいいですよ。やっぱり異国感もたまにはとりいれたいなっていうときにいいです。
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韓国のお話
不思議なお話ですねー。
鼻の穴からのネズミの登場には、子供も驚いて面白がっていました。
あとがきを読めば、韓国の風習などがわかり、お話の背景がよく理解できたと思います。
おばあさんが、かわいい雰囲気だと思いました。
(なしなしなしさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳、)
4「きんつばじへい」・・・(6年生向き)歴史物なので6年生!!
こちらは、たまたま昔からうちにあった本なんです。長崎のキリシタンに関する民話です。
6年生へおすすめの理由は、ちょうど歴史でキリシタンの迫害のことを習うので、教育的な意味でぴったりなんです。
派手な内容ではないし、笑いがとれる内容ではないのですが、今まで6年生で2回読み、どちらも担任の先生にも司書さんにも感謝されるという、先生うけがよい本ともいいます。
赤羽末吉さんという、昔話の絵をよく描いている方の絵で、とってもやわらかい雰囲気がいいんです。
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隠れキリシタンの救世主として描かれた昔話です。
あまり馴染みのないお話なので、新鮮さがありますが、逆にキリスト教者への迫害があった時代を思い起こしました。
力持ちのじへいの、抜いてはならない刀は、常人としての弱さを封印した象徴だったのしょうか。
余韻を残して姿を消したじへいが印象的です。
(ヒラP21さん 60代・パパ )EHONNABIより引用
5「めっきらもっきらどーんどん」・・・(中学年まで)言わずと知れた名作ですが
これは名作なので、知っている方が多いかもしれません。ですがあえて読み聞かせ初心者の方で知らない方がいたら、おすすめしたくて紹介します。
幼稚園で読むのは勿論いいんですが、小学校中学年くらいまでに、読んだことがない子がいたら読んであげたい、そんな素敵な絵本です。
夏休みのある日、こんなことがあったら本当に素敵だなあ、大人でも思います。
子供は勿論目を輝かせて、見入ります。子供のときに私も出会いたかったなあと思う一冊です。
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この絵本は、私にとって絶対に1番の、特別な1冊です。
私が幼稚園の頃、この絵本が大好きでくりかえし読んでもらっていました。大人になってすっかり忘れていましたが、娘が生まれ、この絵本に再会しました。
この絵本を手に取って、めくりだしたとたんに3人の妖怪と遊んでいたこと、おもちがふうわりあまくておいしかったこと、不思議な怖いようなわくわくするような気持ちが一気によみがえって泣きそうになりました。
大人がよむ絵本と、子どもがよむ絵本は、全く別のものなんだと気付いた瞬間です。子どもは、絵本の中に入りこんで一緒に体験しています。大人になってからでは絶対にできない、不思議な経験を絵本の中に入ってすることができます。
そしてそれは、大人になってからも、心の奥に残っているんだということを、身を持って体験しました。
そして私が、娘に初めて買った絵本が「めっきらもっきらどおんどん」です。5歳と2歳の娘たちには、数多くの絵本を読んできましたが、この絵本が絶対の1番です。
不思議な世界に連れて行ってくれて、ちょっと不安になって、そしてほっとして、でも最後に「あれ?これって・・・」と少し不思議な気持ちを残して終わります。
この不思議な感覚こそが、絵本の醍醐味だな~と思います。
(solicaさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子2歳EHONNABIより引用
まとめ
知っている本はありましたか?どれも楽しい、または勉強になる、または心に残るいい本です。是非小学校で何を読むか悩んだときや、長い夏休み、おうちで読み聞かせをする余裕があるときに手に取ってみて下さい。ではでは