この春に都立中に子供が合格し、ちょっと振り返る余裕がでてきたところです。本当に普通の子です、特別優秀だとか好奇心、探求心が強いとかでもなく。今思いつく、塾に入る前にやっておけば楽だったなと後悔していることと、逆にやっておいて良かったことをまとめてみました。
合格してから思ったやっておけばよかったこと
苦手意識が形成された経緯

2年生のときに算数が大の苦手になったのは、後からわかったことでした。
これが都立中に合格した今でも抜けていません、苦手意識というものは怖い!!
2年生で算数をみてあげる必要ないよね?!と思い気が付かなかったのですが、2年生の最後に担任の先生にちゃんとみてあげられずすいませんでしたと言われました。

え?どういうこと?そのときは意味がわかりませんでした。。
大人しいタイプなのでほっとかれてしまったようです。
わからない子はそのままおいてきぼりだったのかな。2年生くらいまでは手のかかる子がクラスにいると、先生によってはその子に気を取られていっぱいいっぱいになります。
学級崩壊の始まりともいいますが。。。
その後今でも苦手科目は算数
3年生になって担任の先生がベテランの先生になり、小学校の補充教室(成績の低い子しか入れない)というのに入り算数をやり、家では通信教材をやったり、塾にも4年から通い学校での算数のテストは良くなったのですが。。。
算数ができないという苦手意識を持ってしまったのです。
そこまでできていないわけではないのに、塾での算数はなかなか伸びませんでした。
成績のいい子が公文に行っていたようで計算が速く、私も行きたかったと言われました。
低学年で苦手意識をもち、その後普通にできるようになっても自分は苦手と思いこんでいると、自分で自分の足を引っ張っているように見えます。
うーん、そんなことなら1年生から何かしらやらせればよかったなと。
受験をするとは当時は思っていなかったので考えが回りませんでした。
苦手意識は小さい頃につくと厄介です。そうならないために、算数なら1年生から親が見てあげる、そうでなければ習い事や通信教材等を使って計算力だけはつけた方が安心です。
合格してから思ったやっておいてよかったこと

塾に行く前にやっておいてよかったこと、それは読書しかないです。

読書読書とはいうけれど本当にそう
特別受験を意識していなかったのですが、読書家になってい欲しいと思っていたのと、テレビ、ネットを遠ざけたいのとで、小さいころは読書に目が向くように何かと気をつかっていました。
小学校で図書の授業が週に一回あり、学年ごとの課題図書が決められていました。読んだら内容に関するテストがあり、何度もやり直しがある厳しめの内容のテストでした。
2年生のときに学年で一番に必読書がおわり、かなり書く力がありますと司書さんにほめられました。
塾では作文が得意になり、適性検査Ⅰで一番得点をとれたことが合格につながりました。
自由に読書でいいのでは?は違った
小学校は最近は読書に力を入れているようです。
自分が子供の頃は図書なんて時間なかったから、殆ど図書室に行ったことなかったわ~。
課題図書にテスト、親としてはどうなのかなってみんな言っていたように思います。私も好きな本を好きに読ませてあげればいいのにと思っていました。
でも、合格したから気が付きました。
授業の1時間だけ、真剣に読書に向き合う時間は大事だなと。
算数が大の苦手科目になっていたうちの子にとって他に得意な科目がそれほどないなかで、読書では先生に認められて自信がもてたようです。
読書が好きになると受験に役立ちます。それが得意科目になれば自信までつくので、さらに受験勉強にプラスになります。どのタイミングでも読書は始められます!
まとめ
算数は苦手だから最後まで本当に苦労しました。幸い読書をしていたために得意なものが一つあったので救いがありました。できれば苦労しないために、苦手意識を持たないことが一番!勉強をみてあげることは大事だったなと後悔しています。こういうと当たり前なことのようですが、実際は結構気が付かないことがありますから。ではでは最後まで読んで下さりありがとうございました。