
こんにちは、住み替え活動中で、FPのマッキーです。
最近友達が離婚しました。そんな場合の家のローン、考えたことありますか?
現在住み替えを夢見ています。住み替えが成功したとしたらそれはそれでハッピーですが、新たなローンは30年以上続きます。その間に何がおこるかわかりません。もしローン返済中に離婚した場合、マンションはどうなるのか?そんな疑問を解決します。
離婚した友人の場合
離婚率は今どのくらい?離婚した友人
そもそも住み替え活動中ですが離婚のことは考えていませんでした。しかし現在日本では結婚した夫婦の約3分の1が離婚しています。※1
※1参照元 東洋経済オンライン

実際自分のまわりの友人をみても少なくとも5組以上は離婚、再婚しています。
そして最近、親友カップルの離婚が成立しました。夫婦共々よく知っている20年以上の仲です。
お子さん二人、一人は大学に入学したところです。一応育児が落ち着いたんでしょうか。ずっと耐え続けてきた彼のパワハラ的な性格に、友人は我慢ならなくなったそうです。

彼女にとってハッピーな離婚で、みんなで良かったねといってます。
ただしハッピーなのは今の生活が維持される、つまり、今彼女が住んでいる家に住み続けられるからなんです。
彼女の状況
彼女が住んでいるのは中古の一軒家です。
その前にマンションに住んでいたのですが彼の転職で引っ越しとなり、マンションは売却、しかも買った時より高く売れたそうでローンは完済、引っ越し先の戸建ては、彼の退職金で完済済み。

つまりローンがない状態での離婚。調停で彼女が、子供を引き取るので住む家が欲しいという条件を出し、彼が承諾して離婚成立となりました。
現在、彼女はパートから正社員のワーママになり、2人の子供と家のあるハッピーな生活を手にしました。
ローン返済中の場合
ではもし離婚するとなったときに、ローンを返済中の場合はどうなるのでしょうか。
離婚する際、夫婦の財産分与は基本的に半分ずつとなります。

完済していれば比較的問題なし
ローンが完済している家であれば家は財産になります。
- 家を売却して、売却額を折半する。
- どちらかが家を取得し、かわりに価格の半分を相手に支払う。
- 共有名義にして、二人で所有する。
- 分筆といって土地の場合分けて、それぞれ所有する。
大体このどれかになります。
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返済中であれば、住むことはできてもリスクが生じる可能性あり
ローン返済中なら家は財産とはなりません。つまり折半する対象にはなりません。
そのため、話し合って決めることが出来ない場合は、調停で条件を決めることもあります。

- 家を売却し、売却益でローン完済する場合
- 売却後、資金が残れば二人で折半する。
- 売却後もローンが残っている場合は名義人が支払っていく。
- ローンを完済し、どちらかが住み続ける。
- ローン返済中のまま、どちらかが住み続ける場合
- 名義が夫(妻)で、離婚後も妻(夫)が住み続ける場合、名義人が支払いを続けることになるが、将来夫(妻)がなんらかの理由で支払いをストップした場合は、銀行に家を差し押さえられてしまうリスクがある。
ローンが残っている場合の離婚の場合は、名義人ではなくても協議によって住み続ける場合はあるが、将来家を失うリスクがある。
まとめ
日本の離婚率は3分の1、熟年離婚も増えてますからそう驚く数字ではないですね。住み替えをしたらその後のローンの支払いしか心配していませんでしたが、今回身近に離婚例があったので、自分に置き換えて考えてみました。経済的にそれぞれ自立してる夫婦なら安心ですが、そうではない場合(私)は、住むところがなくなるかもしれません。読んで下さりありがとうございました。ではでは