子供が幼稚園や保育園に入る頃になると、何かお勉強的なことをやらせようかなと思う方も多いのではないでしょうか。外出をしないで、おうち時間の中でできる通信教育の人気が高まっています。
今回は通信教育でも人気のあるこどもちゃれんじ、Z会、この2つの教材について、どんな特徴や違いがあるのか徹底的に比較してみました。
こどもちゃれんじとZ会 料金を比較
表にしてみてみると、わかりやすいですね。価格はどちらも一括払いがお得になっています。年少ではZ会が少し安く、年中以降になると、ちゃれんじが安くなっていることがわかります。
ひらがな学習の比較
小学校で初めて習うひらがなですが、入学時点ですでにひらがなを読み書きできている子供は多いようです。そこで気になるのが読み書きの学習内容ではないでしょうか。
こどもちゃれんじの場合
- 年少―鉛筆を正しく持つ、かるたなどで読むから、絵本を自分で読んでみる、手紙をかいてみる。
- 年中-ひらがなとカタカナの読み書き
- 年長ーひらがなの書き順
ひらがなは様々なパソコンをかたどった教材などを使って、楽しく覚える工夫がされています。
Z会の場合
- 年少ー親子でワークを使った会話、問題でひらがなをすべて読めることを目指す。副教材でひらがな表、ひらがなカードセット。
- 年中ーひらがなを一通り書けるようになることを目指す。正しい鉛筆の持ち方ができるようになる鉛筆が副教材で届きます。
- 年長ーひらがなを自在に書けることを目指します。
ちゃれんじは、カタカナまで学習内容に含まれています。とにかく早く進ませたいという方はちゃれんじ、じっくりひらがなを学ばせたいという方はZ会とわかれる内容ですね。
ちゃれんじとZ会の教材内容を比較!
ちゃれんじの教材内容
毎月届くもの
- DVD(2カ月に一回など不定期)
- ワーク
- 絵本
- 親向け情報誌
知育玩具エデュトイ
- 年少-ひらがなパソコン、動物バランスパズル、ひらがな練習えんぴつ
- 年中ー光る文字版で親子でメッセージをやりとりできるボード、音と光で文字を書く練習ができるエデュトイなど
- 年長ーひらがな書き順ナビ、プログラミングを使った勉強マシン、オジギソウお世話セットなど
年中から、思考力重視コースと総合コースと選べます。年長の場合だと
- 思考力重視コース年長ー添削課題(年3回) 思考力ワーク(毎月32課題) 考える遊びセット(年8回) キッズワーク(毎月30回)
基本的にエデュトイやDVDで子供が自分から見たり、遊んだりしながら学習できるようになっているので親が、かかわるのは1日10分だけでも、また取り組みは毎日でなくても大丈夫というのが特徴のようです。とにかく教材で遊びながら楽しく学ぶのが目的のようです。
Z会の教材内容
毎月届くもの
- ぺあぜっとー親子で楽しむ体験教材が月4回分
- 年少ー月4回分 1回10分から1時間)
- 年中ー月8回分 1回10分から1時間)
- 年長ー月8回分 1回10分から1時間)
- かんがえるちからワーク
- 年少ー親子で取り組むワーク月24回(1回5分)
- 年中ー子供だけで取り組むワーク月46回(1回5~10分)
- 年長ー子供だけで取り組むワーク月48回(1回5~10分)
- ぺあぜっとシート
- 年中、年長ー月1回親子で絵を書いて提出する課題
- 一緒におでかけブック(1冊)
- ぺあぜっとiー親用の、育児情報や教材への取り組み方などがのった冊子。
とてもシンプルな内容です。ただ、親子で一緒に取り組む教材になっていますから、必ず親が一緒に学習できる時間をとらなければいけません。そのかわり時間などはっきりと明記されているので、分かりやすい印象です。そして後伸び力をつけるというのがZ会の特徴となっています。
まとめ、結局どっち?
2つの幼児教育、比べてみると金額はそれほど違いませんが、かなり内容が異なることがわかりました。
親が忙しくて、教育まで面倒をみる余裕がないのならこどもちゃれんじ、ある程度決まった時間を子供の教育にあてることができるのならZ会もいいでしょう。
幼児の育児が終わってしまった私が、もしその頃に戻ることができるなら、迷わずZ会を選びます。
その頃の自分の育児をふりかえると忙しくて、簡単な方、楽な方へといっていました。忙しいのはいつまでたっても同じですが、子供と関わる時間は限られているなんて気が付きもしませんでした。一緒にあいうえおを覚えたり、工作をしたり、かけがえのない時間となるに違いありません。
子供ってあっという間に大きくなってしまうんですよ(←寂しい~) ではでは