そろそろ中学受験本番が近付いてきましたね。思い返すとどきどきします。
1月も後半になると、そろそろ受験本番が近付いてきて、なんとも落ち着かない日々を送っていたのを思い出します。都立志望の人が迷うのが併願、2人の子の都立の併願について振り返りました。
都立志望の子の併願の意味
都立希望者にとって併願の意味は受験がおわったときに、合格が1つでもあったかどうかの達成感のような気持ちと、本番前の練習です。
一般的に、都立に落ちたときに行ってもいいと思う学校でなければ、受かっても行く学校がある=都立落ちても大丈夫 という安心感につながりません。都立が一発勝負と呼ばれている所以です。
ですから、実際には練習でしかないのではと受験するまでは思っていました。
一般的な都立受験の子にとって、都立に落ちた場合の受け皿になる私立校が、少ないと感じるのは今も変わってないのかと思います。
実際に併願してみて
残念だった上の子の場合
上の子は都立残念だったのですが、併願についてはちょっと特殊な例かもしれません。
2校併願した私立の女子高は合格をもらいました。
1校は受験することを考えた時に、最初に行きたいと思った学校でした。
偏差値は低いのでガチ受験組は選ばない学校ですが、高校はそれなりに高いのでお得感がある学校です。家から近くて通学しやすいのが魅力でした。
そこから合格をもらって都立の本番に臨みました。
都立を落ちたときは、本人は「3年後再チャレンジしてもいい?」といって、私立校に進学しました。
ですが実際3年後にはすっかりそんな気持ちもどこへやら。
中高一貫校は、他の高校を受験してだめだったら戻るということが、できないようになっていました。。。(学校から圧を感じました) もちろん他を受験してでていく子もいますが本当に数人でした。
今は高校生ですが、これまで何かあるたびに私立に進学して良かったのかな?と思うことがありましたが、今は(高2)学校で楽しく勉強していて良かったと思えるようになりました。
合格した下の子の場合
下の子は、都立を落ちたら公立にいくと決めていました。
日程から、適性検査型の入試を取り入れている私立の共学校を2校併願しました。
1校は1日に受けて夜には合格がわかりました。特待のようなものもついてきました。
もう1校は都立志望の子が、大体受験する学校です。
上の子のときも併願の選択肢にはあった学校でした。
ですがそんなに難しくないだろうと思っていたら、残念だったのです。
実は塾の先生からも、あそこは難しいですよと言われていました。
いつのまにそんなにレベル上がっていたの?
偏差値だけをみるとそんなに高くはないのですが(もちろん都立よりかなり低い)。。。実際には塾からも進学した子がいて、人気があがっているようです。
その落ちた結果は都立入試の2月3日の発表だったので、子供は落ちたことは知らず本番に臨みました。
都立入試、併願と子供の気持ち
上の子は受かったら行きたいと思った学校を併願し進学。
今は行って良かったと思っているのでよかったのですが、後から聞いたら都立はだめだろうと思っていたといっています。親だけその気になっていたということでしょうか。
そして下の子、都立は合格発表まで1週間ありますから、その間に色々考えてしまいます。
受かった併願の1校は偏差値が低く行く気はなかったのですが、ちょっときれいだし都立だめなら行きたいかもと言い出したので驚きました。
併願には単なる練習以上に合格という結果が、少なからず本番へのやる気だったり何かしら上向きの力になるのかなと感じました。
他の子の場合
塾にいっていた他の仲間はどうだったかなというと。
先ほど述べたように、都立残念で私立に行った子が何人かいます。つまり都立残念でも私立に進学する子も思ったより増えてきているということです。
5年生の後半に私立型の塾から転塾してきた子がいたのですが、都立は残念、でも人気のある私立の女子高に受かったのでそちらに進学されました。
都立中のトップに合格した子は、私立のほぼ最高峰といわれている学校にも合格しましたが、都立に進学しました。
またうちの子の様に都立に受かった子でも、併願の私立には落ちた子もいます。
様々ですね、私立が適性検査型に近付いてきているのは確かなようです。
まとめ
併願、どんなに偏差値が低い学校でも意味がある感じました。もちろん練習のために塾から勧められます。ですが練習以上に合格することで色んなプラスの気持ちが働いたり、実際行ってみたら良かったと思うこともありました。偏差値が低くても、合格できそうで校舎がきれいなところをおすすめします。本番前の貴重な一日、きれいな校舎での試験は楽しい気持ちになります。逆にかなり辺鄙な場所にある学校は併願におすすめしません。上の子が受けた1校がそうで、今では記憶にも残っていないし意味なかったなと思っています。ではでは読んで下さりありがとうございました。